薬剤師としての意見
薬剤師として数十年医療機関で働いてきたのですが、ここでは薬剤師や医療機関で活躍したいと思っている皆さんのアドバイスが出来ればと考えています。
まず、医療機関で働いている皆さまに問いたいのですが、業務の中で疑問に思う事や不思議に思うことはありませんか。
私は、医療を担っている医師や薬剤師、ナースなど医療を施す者同士の歪みがあると思っており、それが医療不信や医療訴訟につながっていると考えます。
しかし、訴訟に関するアドバイザーとして働いてきたのですが、近年において変化をしていると感じ、その一つは医療関係者の技術不足での医療ミスなどが少なくなった事です。
もう1つは、患者さんのカルテの改ざんや、家族に対してカルテの開示拒否がへり、今では患者さんや家族がカルテのコピーを持参できるようにもしています。
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医療は患者さんと共同で行う
以上の変化は、医療関係者が一生懸命に人の命を救う努力をしている表れです。
その逆に増えているのが、医療行為を行い家族の期待通りの結果が出なかった場合、医師の医療ミスがあったのではないのかと不信が強まり、弁護士事務所に相談される事なのですが、現在の医療機関は、医療内容をしっかりと説明した上で、ご家族や患者さんの同意を得られない限り、医療行為を行うことは出来ません。
そのための手段として、行おうとしている医療行為の良い点とデメリットを前もって説明し、文章による同意を得るようにしています。
ただ、その内容について十分に患者さんが理解できないため、問題となっていると感じます。
医療行為を行う側は、もっと分かりやすく説明できるように対応しなくてはなりませんし、患者さんも、医療に携わる者にお任せする姿勢ではなくて、本などを活用して積極的に医療に関わる事が求められます。
すなわち医療と言うものは、医師や薬剤師、ナースだけの力で実現するものでなく、患者さん自身が勉強し疑問などを投げかけ、納得できる医療こそが、最も良い医療につながると信じています。
医療に携わる人間は、技術に自信を持つ事も大切ですが、一番大切にしてほしいのは、患者さんと共同で医療を進めて行く事、それにより質の高い医療が行うことができ求められます。